―がん薬物療法に伴う末梢神経障害のセルフマネジメントー
抗がん薬の影響で指先やつま先にピリピリとした感じや、感覚が鈍い感じがする等の症状を「末梢神経障害」と言います。本サイトでは、この末梢神経障害に関する基本的な情報や予防・対処方法、症状のチェックリストを掲載しています。末梢神経障害に関する基本的な知識、予防や対処の方法、症状のチェック方法をご覧いただき、ぜひご活用ください。医療関係者のみなさまには、本サイトに尺度の開発や使用申請フォーマットも掲載されておりますので、そちらのページもご覧ください。
末梢神経障害は、患者さんが訴えない限り、医療者は把握しにくい症状です。また、我慢したり、気が付かずに症状を放っておくことで、生活にも影響を及ぼすほど重症化してしまいます。症状を患者自身が早期診断できるようにアプリ教材を開発し、末梢神経障害の知識や、安全に日常生活を送るための工夫に関する動画の閲覧、末梢神経障害の状況を知るための症状チェックをできるようにしました。
診断アプリに関する詳細な情報はこちらから
本研究で開発したアプリ教材および「がんサバイバーの化学療法に関連する末梢神経障害の包括的評価尺度The Comprehensive Assessment Scale for Chemotherapy-induced Peripheral Neuropathy in Survivors of Cancer(CAS-CIPN)」を活用し、患者さんの苦痛緩和を行いたいと考える、医療者及び研究者のための情報はこちらです。研究の概要、尺度使用マニュアル及び使用に関するダウンロード申請についてよく読み、ご活用ください。